ZT “ローマ法王の公式Twitterが年内に始動
“ローマ法王の公式Twitterが年内に始動
ローマ法王ベネディクト16世は85歳にしてTwitterという新世界に飛び込み、新たな「信者」(フォロワー)を獲得することになるようだ。(ロイター)
ローマ法王ベネディクト16世には既に、一般的な意味での「信者」が世界に約12億人いる。だが法王は近く、85歳にしてTwitterという新世界に飛び込み、新たなタイプのフォロワー(信者)を獲得することになるようだ。
バチカン当局の発表によれば、法王は年内にも公式アカウントでのツイートを開始する予定という。法王はコンピュータを好まず、いまだに講話の大半は手書きで原稿を作成していることで知られている。
「このTwitterアカウントは公式チャンネルとなる」とバチカン当局は語っている。
ツイートでは主に、週1回行われる一般謁見や日曜日とカトリック教会の主要な祝日に行われるミサでの説教の内容が発信される。自然災害など、世界の大きな出来事に対するメッセージも発信されるという。
もちろん、こうしたツイートは世界の約12億人のローマカトリック教徒のリーダーである法王が自ら投稿するのではなく、関係者が作成したメッセージが法王の承認を得た上で法王の名のもとで発信される。
ただしローマ法王の回勅(法王が全世界の司教を通じて信徒全体に伝える文書)に関しては、140ページ以上に及ぶ場合もあり、聖なる神の介入をもってしても、その内容を140字に詰め込むのは難しいだろう。
そうした場合のツイートはおそらく、全文ドキュメントのURLへのリンクが投稿されることになりそうだ。
ローマ法王の公式アカウントはまだ発表されていないが、法王の名前と称号をラテン語で表記した@BenedictusPPXVIになるというのが大方の予想だ。
ローマ法王は既にソーシャルネットワーキングに対し、条件付きながら祝福を授けている。
法王は2011年に公開したメッセージにおいて、新しいメディアやソーシャルネットワークは「大きなチャンス」をもたらしたと指摘しつつも、一方でそうしたメディアは人々から人間らしさを奪い、人々の孤立や身勝手さを招き、現実世界における友人とのつながりを希薄にする危険性があると警鐘を鳴らしている。
また2009年にはバチカンの新しいWebサイト()が開設され、「The pope meets you on Facebook」というアプリの提供が開始されたほか、信者たちがiPhoneやiPodで法王の講話やメッセージを見るためのアプリも提供されている。
なお、現ローマ法王は2009年、それまで何年にもわたりホロコーストを否定する発言を繰り返していた超保守派司教の破門を解除し、復権を許すという大失態を犯したが、その際、バチカン当局はもっとWebを閲覧するようにしていれば、事実を正しく把握できていただろうと釈明している。”
— ローマ法王の公式Twitterが年内に始動
ローマ法王ベネディクト16世は85歳にしてTwitterという新世界に飛び込み、新たな「信者」(フォロワー)を獲得することになるようだ。(ロイター)
ローマ法王ベネディクト16世には既に、一般的な意味での「信者」が世界に約12億人いる。だが法王は近く、85歳にしてTwitterという新世界に飛び込み、新たなタイプのフォロワー(信者)を獲得することになるようだ。
バチカン当局の発表によれば、法王は年内にも公式アカウントでのツイートを開始する予定という。法王はコンピュータを好まず、いまだに講話の大半は手書きで原稿を作成していることで知られている。
「このTwitterアカウントは公式チャンネルとなる」とバチカン当局は語っている。
ツイートでは主に、週1回行われる一般謁見や日曜日とカトリック教会の主要な祝日に行われるミサでの説教の内容が発信される。自然災害など、世界の大きな出来事に対するメッセージも発信されるという。
もちろん、こうしたツイートは世界の約12億人のローマカトリック教徒のリーダーである法王が自ら投稿するのではなく、関係者が作成したメッセージが法王の承認を得た上で法王の名のもとで発信される。
ただしローマ法王の回勅(法王が全世界の司教を通じて信徒全体に伝える文書)に関しては、140ページ以上に及ぶ場合もあり、聖なる神の介入をもってしても、その内容を140字に詰め込むのは難しいだろう。
そうした場合のツイートはおそらく、全文ドキュメントのURLへのリンクが投稿されることになりそうだ。
ローマ法王の公式アカウントはまだ発表されていないが、法王の名前と称号をラテン語で表記した@BenedictusPPXVIになるというのが大方の予想だ。
ローマ法王は既にソーシャルネットワーキングに対し、条件付きながら祝福を授けている。
法王は2011年に公開したメッセージにおいて、新しいメディアやソーシャルネットワークは「大きなチャンス」をもたらしたと指摘しつつも、一方でそうしたメディアは人々から人間らしさを奪い、人々の孤立や身勝手さを招き、現実世界における友人とのつながりを希薄にする危険性があると警鐘を鳴らしている。
また2009年にはバチカンの新しいWebサイト()が開設され、「The pope meets you on Facebook」というアプリの提供が開始されたほか、信者たちがiPhoneやiPodで法王の講話やメッセージを見るためのアプリも提供されている。
なお、現ローマ法王は2009年、それまで何年にもわたりホロコーストを否定する発言を繰り返していた超保守派司教の破門を解除し、復権を許すという大失態を犯したが、その際、バチカン当局はもっとWebを閲覧するようにしていれば、事実を正しく把握できていただろうと釈明している。”
— ローマ法王の公式Twitterが年内に始動
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